下部内視鏡カメラ(大腸カメラ)
下部消化管内視鏡検査では、大腸(結腸と直腸)と小腸の一部を観察するために肛門から内視鏡を挿入し、これらの部位に発生したポリープ、炎症、癌などを診断します。
ポリープや癌がある場合、組織の一部を採取(生検)したり、病変を内視鏡的に切除(ポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除術)することがあります。
大腸の内視鏡検査を行うには、大腸の中を空にしなければなりません。検査予約の際の説明に従って準備して下さい。
検査着に着替えます。義歯・眼鏡・コルセット・指輪などははずさせていただきます。
診察室にて内視鏡所見を説明いたします。
- ●ポリープの切除などの治療を行うことがありますが、ごくまれに穿孔等の合併症を引き起こすことがあります。
- ●万が一合併症が起きた場合、入院や緊急の処置・手術が必要になることがあります。
- ●なお、大腸内視鏡検査および治療に伴う偶発症の発生頻度は、全国集計(1998年から2002年の5年間)で、0.069%(1449人に1人の割合)でした。